気になっていたさつまいもスイーツを試して、詳しくレポートするコーナー!
今回は長崎・五島列島の昔ながらのおやつ「かんころ餅」をご紹介します!
五島列島のソウルフード!干し芋と餅を使った「かんころ餅」
かんころ餅は、長崎県の五島列島で愛される昔ながらのおやつ。「五島列島のシンボルでありソウルフード」ということからも、その愛され具合がわかりますよね。
その名の通り「かんころ」と餅を使ったおやつですが、かんころとは干し芋のこと。一般的な干し芋とは違い、かんころは完全に乾燥されたものなのだとか。
TV番組で紹介されていたのをたまたま観たのですが、それによると、キリスト教が弾圧された時代に五島列島に移住してきた人々が、わずかな土地で育てたのがさつまいもだったのだそう。
育てたさつまいもを保存食としてかんころにし、かんころ餅を生み出して長年愛されてきたのでしょう。故郷を離れた家族から送ってほしいと頼まれる、と現地の方が話されていました。
どこで買える?通販でお取り寄せも可能
私は成城石井の「長崎・五島列島フェア」ででたまたま真鳥餅店のかんころ餅を見かけて購入しました。
真鳥餅店のオンラインショップまたは楽天ショップでお取り寄せも可能です。(真鳥餅店以外のかんころ餅も通販で購入可能です)
真鳥餅店は、催事で関東に来ることもあるようです。スケジュールは公式サイトでチェックしてみてください。
かんころ餅のカロリーは?
材料はシンプルですね。
サイズですが、高さが15cmほど。(幅を測っていないという…)
厚みは2cmです。
1本分の重さは量り忘れてしまいましたので、1cm厚さにカットしたものからカロリーを割り出します。
だいたい1cm厚さに切ったものが、16g。
栄養成分表示は以下の通りです。
栄養成分表示 | 100gあたり | 1切れ(16g)あたり |
エネルギー | 243kcal | 39kcal |
たんぱく質 | 1.7g | 0.3g |
脂質 | 0.4g | 0.06g |
炭水化物 | 58.1g | 9.3g |
食塩相当量 | 0.1g | 0.016g |
多少の誤差はあると思いますので、参考程度にご覧ください。
かんころ餅のおすすめの食べ方は「温めて食べる」
かんころ餅は、そのまま、もしくは温めて食べるのがおすすめ。
「硬くなったら温める」とのことですが、触った感じ固そう。これは温めるのが正解か?と温める時間をいろいろ試してみました。
まずは温める前に1cmほどの厚さにカットしました。
トースターで3分温めると、もっちり
まず最初に試したのが、オーブントースターで3分温める食べ方。出力は1000Wです。
ちょっと膨らんで、外側がうすい皮のようになりました。
割ってみると、もっちり。餅感がすごい!
食べてみても、さつまいもよりも餅感が勝っていると感じました。
トースターで2分温めると、ほくほく
「3分は焼きすぎたかも?」と思い、次はトースターで2分ほど焼きました。
すると、3分焼いたときほど餅感は出ず。
食べてみてもほくほくした食感で、味は芋ようかんに似ています。しっかりとさつまいもの甘さが感じられました!
1分温めるのも試しましたが、2分と少し食感や温かさが変わる程度。
個人的にはこの
ほくほく食感のかんころ餅のほうが好みでした!
かんころ餅はそのまま食べてもおいしかった!
最後にそのまま食べられるか?も試してみることに。
想像よりも固くなく、おいしく食べられました。味はやはり芋ようかんに似ているので、ちょっと固めの芋ようかんという感じですね。
少し温めたほうが柔らかく、食べやすさはあるかもしれません。
焼き目をつけるべく5分以上焼いてみたら…
この記事を書きながら真鳥餅店のサイトを見ていたら、けっこう焼き目がついたかんころ餅の写真が載っているじゃないですか。
「もしかして3分じゃ焼き足りなかったのか…?」ということで、トースターで5分、さらに裏返して2分焼いてみました。
するとしっかり焼き目がつきました!5分だと網面しか焼き色がつかなかったので裏返しましたが、そのへんはお好みで。
気になる味は、、、おいしい!
3分焼いたのと全然違って、しっかりさつまいものおいしさを感じることができました!
外側が皮っぽくなって、焼き芋みたいというか。中はもっちり。うーん、おいしい。
焼き時間は3分じゃ足りなかったんだね!
ほくほく食感もおいしかったけど
本来のかんころ餅のおいしさとしては
こっちが正解なんだろうなって思いました!
天ぷらやバターをのせるアレンジも!
私は何もつけずにかんころ餅のみ味わいましたが、衣をつけて天ぷら風にしたり、バターをのせる、アイスクリームを添えるなどのアレンジもおすすめだそう。
真鳥餅店の公式サイトで紹介されているので、参考にしてみてください。
開封後の保存方法は、冷蔵庫または冷凍庫で!
保存方法は真鳥餅店の公式サイトに記載がありました。
・常温で直射日光は避けてください。
https://www.yokamochi.com/page/delicious/
・開封後はラップに包んで冷蔵庫または、冷凍庫で保存し、お早めにお召し上がりください。
開封後も常温に置いてしまっていた私、慌てて冷蔵庫に入れました…。(一応、カビたりはしていません)
まとめ:かんころ餅はいろんな楽しみ方ができる!
温める時間によって食感だけでなく味わいも変化するかんころ餅。さらにアレンジもできるなど、その楽しみ方はいろいろ。好みに合わせて好きに食べられるのがいいですね。
同じ九州出身の私ですが、かんころ餅のことはTVで観るまで知らず。それ以来気になっていたので今回試せてよかったです!
2022年秋スタートの朝ドラが長崎・五島列島が舞台なこともあり、かんころ餅の注目度もアップするかもしれません。もしかしたら東京でも買いやすくなるかも!?
みなさんも見かけたらぜひ購入してみてくださいね!