いろんなさつまいもの品種を食べて紹介しよう!のコーナー。
今回は高知県産の「土佐紅(とさべに)」について、その特徴やおすすめの食べ方をご紹介します!
一般的なさつまいもより出荷が早い!土佐紅
土佐紅は、その名の通り高知県で栽培されているさつまいもです。
大きな特徴としては、一般のさつまいもよりも出荷が早いこと。
土佐紅は、高知の温暖な気候を生かし、ハウス栽培の他、トンネル被覆による露地栽培で栽培されているサツマイモ。一般的なサツマイモの出荷時期が8月~11月であるのに対し、土佐紅は5月下旬~7月中旬と日本一早い出荷が行われます(東京市場データに基づく)。
https://ja-kochi.or.jp/agriculture/brands/10356/
私が今回購入したのも新芋で、6月の頭でした。「新芋」とは貯蔵しない、掘りたての状態だそうです。
調べたところ水分が多いため焼きいもには向いていないそうで、「炊き込みご飯やバター焼きに」とスーパーでも紹介されていました。料理向きの品種なんですね。
ちなみに私がスーパーで購入したのはかなり太めの土佐紅でしたが、近所の八百屋には細めのが売られていました。
袋に「早掘かんしょ」の文字がありますね!
土佐紅を焼きいもにしてみた
焼きいもに向いていない理由が「水分が多い」とのことでしたが、とはいえしっとり系の品種は焼きいもに向いてるし、ということで焼きいもにチャレンジ。
季節的にさつまいもご飯という気分でもなく、バター焼きもなじみがなかったもので…。
いつものように、トースターで焼きいもにしてみました。
かなり太めなので1時間半くらい焼いたところ、見た目は焦げた感じに。
中までしっかりと火が入りましたが、30〜45分ほどしか焼けなかった残りの半分もしっかり火が入ったので、1時間半も焼かなくてもよかったかも。
甘さはかなり控えめ!?な土佐紅
仕上がりは確かに水分が多いですが、べちゃべちゃとかではなかったです。
気になる味は、甘さがかなり控えめな感じ。個体差があるのか、もともと甘さが控えめな品種なのか…。
確かに焼きいもより、料理に使ったりバターや砂糖で味を足したほうが合っている気がしました。
このみずみずしさ、伝わりますか〜?
甘さ ★☆☆☆☆
水分多め ★★★★★
まとめ:土佐紅は皮ごと料理に使って味わおう!
今は6月なので、まさに掘りたての土佐紅が出荷されている時期。私自身、いろんなスーパーで見かけるようになりました。
普段さつまいもを料理に使うことがほぼない私ですが、次に土佐紅を購入するときはチャレンジしてみようかな〜!
みなさんも「土佐紅」を見かけたらぜひ料理に使ってみてください!