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切り餅で手軽に!鹿児島の郷土料理「ねったぼ(芋餅)」作りに挑戦してみた

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私のお気に入りのさつまいもスイーツをご紹介!

今回は、ふるさとである鹿児島の郷土料理「ねったぼ」のご紹介です。東京では買えませんので、手作りに挑戦してみました!

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やわらか〜い!餅に蒸したさつまいもを混ぜた「ねったぼ」

ねったぼ」は、さつまいもを使った鹿児島の郷土料理です。

私と家族はずっと「ねったぼ」と呼んでいたのですが、調べたところ「からいもねったぼ」が正式名称(?)のよう。からいも(唐芋)はさつまいものこと。からいも飴ってお菓子もあって、さつまいもの飴のことです。

“ねったぼ”の名の由来については諸説あるが、“練ったぼたもち”からきたという説や、餅を“ぼったぼったと練ってつく”ところから来たという説がある。

出典:農林水産省Webサイト https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/karaimonettabo_kagoshima.html


ねったぼは、つきたてのお餅に蒸したさつまいもを混ぜたもので、砂糖入りのきな粉をまぶして食べます。

一般的な餅のような固さはなくて、やわらか〜くて、ねっとりしています。

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私の思い出の中の「ねったぼ」

もう人生の半分以上、東京で生活している私。鹿児島でねったぼを食べたのも、何年前なのか…。上京前だとしたら20年以上前になります。

ねったぼで思い出すのは、祖父のお店のねったぼです。小さい頃に母方の祖父が商店をやっていて、そこでねったぼが売られていたんです。

日持ちがしないもの(だと思う)なので、売れ残ったら母がもらってきてくれて。それを食べるのが大好きでした。

そこで売ってたのは、白い食品トレーに平らに入れられ、きな粉がかかった状態のもの。丸められていないので、お箸やスプーンで皿にとって食べてました。

あのねったぼは誰が作っていたのか?と母に聞いたところ、市場で仕入れていたと思う、とのこと。

たまに父方の祖母が作っていたそうですが、あまり記憶になく…。

母も作ってみたことがあるけれどうまくいかたなかった、と話していたので、私がねったぼを食べた回数はそう多くないはずなんです。

でも、めちゃくちゃおいしい!って印象がすごく残っていて。

やわやわで餅感よりもさつまいも感が強くて、ていうかほぼさつまいも、でも餅のように伸びる、みたいなおやつ。素朴で大好きでした。

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餅つき機がなくても、切り餅でねったぼが作れる!?

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ふと「ねったぼ食べたいな〜」と思っていたとき、料理研究家・土井善晴先生のレシピに「芋餅」を発見。

コレねったぼじゃね!?!?!?!?

と思い、作ってみることにしました。

切り餅でお手軽!ねったぼの材料と作り方

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材料は
さつまいも、切り餅、きな粉、砂糖、塩 です。

作り方を簡単に言うと、さつまいもと餅を茹で、つぶして混ぜ、きな粉にまぶす、という感じ。

私のレシピではないので、分量など詳細は控えます。

作ってみたい方は、土井先生の「素材のレシピ」を参考にしてください。

ちなみに記憶の中のねったぼはさつまいも感が強かったので、レシピの分量よりさつまいもの量を増やして作りました。

みつる
みつる

きな粉と砂糖の割合は2:1が黄金比(+塩ひとつまみ)
とのことだったので、そうしました。

電子レンジでもねったぼが作れる!

私は土井先生のレシピを参考にしましたが、ネットで検索すると他にも作り方が出てきます。

こちらは鹿児島市が紹介しているレシピ。蒸し器を使用します。

こちらはコープかごしまのレシピ。電子レンジでも作れるそう!

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手作りのねったぼ、けっこうイケる!

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はい、作り方の詳細は控えますのでいきなり完成です。

私にとってのねったぼの食べ方は「好きな量をすくって食べる」だったので、丸めずに皿と保存容器に移しました。

きな粉と砂糖、ひとつまみの塩を混ぜたものをかけていただきます。

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気になる味は… めちゃ素朴!

きな粉をもっとかけたほうがよかったのか?さつまいもは紅はるかを使ったので、甘いはずなんです(同じ袋のを焼きいもにして、それは甘かったので)。

でも、鹿児島で食べたのは大昔。甘いと思ってたのはきな粉だったのかも、と思いながら食べました。実際、きな粉を追加したらよりおいしくなりました。

唯一、記憶のまんま!と確信が持てたのは「皿にこびりつく」こと(笑)。

鍋も皿も、どうがんばってもねったぼがうっすら残ってしまうのが懐かしく、母にLINEすると「わかる!」と返ってきて笑いました。

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そして、作った後に調べてわかったことですが、さつまいもと餅の割合は3:1くらいがいいそう。

さつまいもを増やした結果だいたい合ってたけど、個人的にはもっとさつまいもが多くてもよかったかも。さつまいも感、という意味で。

ただ、やわらかさはけっこう合ってた気がします。冷蔵庫に入れてもしばらくは固くならず、おいしく食べられました◎

時間が経つと固くなってしまうため、早めに食べ切るのがおすすめ。冷蔵庫保存しなくてもいい、寒い季節に作るほうがいいのかもしれません。

【反省点】
・餅がもっと柔らかくなるまで茹でるべきだった
・茹で終わったら鍋からボウルに移したほうがよかったかも
【個人的な感想】
懐かしさ ★★★★★
思い出の味再現度 ★★★☆☆
伸びしろ ★★★★★
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お取り寄せできる?ねったぼはどこで買えるの?

コロナ禍もあり数年鹿児島に帰れていないので、最近のねったぼ事情もわからず。

母に聞いたところ、冬には売られている気がする、とのことでした。保存料とか使われてないでしょうし、冷蔵商品でもないので、暑い時期の販売は難しいのかもしれません。

ただし私の実家は田舎ですので、県内の他の地域はどうか不明です。

鹿児島県内の道の駅で購入できる、という情報も見かけました。

通販はあるかな?と調べたら、宮崎の和菓子屋さん「味のくらや」がからいも団子としてねったぼらしきものを冷凍で販売しているのを発見。

気になる方はぜひチェックしてみてください!(私も気になります)

ねったぼは鹿児島の郷土料理と思っていましたが、隣の宮崎でも愛されてる様子。

なんなら福岡出身の夫はねったぼのことを「ねったくり」と言ってたので、同じようなものが九州各地で愛されているのかもしれませんね!

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まとめ:ねったぼ作りにまたチャレンジしたい!

私のふるさとの思い出の味、ねったぼ。餅つき機や蒸し器がなくても、切り餅で作ることができました。懐かしくて、また食べたいな〜と(まだ冷蔵庫にあるのに)思いました。

さつまいもの量を増やしたりして、あとは他のレシピも探してみて、よりおいしいねったぼが作れるようになりたいですね。絶対にまたチャレンジしたいです!

気になった方はぜひ作ってみてください!

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